みなさんこんにちは、KJです!
今回は、アメリカのコミュニティカレッジを卒業した僕が教える、
『コミカレとユニバーシティの学費の違いとは?アメリカ留学を安くする方法も紹介!』
というテーマで話していきたいと思います!
アメリカ留学を考えている人にとって、「学費」は最も関心があることのひとつではないでしょうか。
特に「ユニバーシティ(4年制大学)」と「コミュニティカレッジ(2年制大学)」では学費に大きな差があります。
この記事では、双方の学費の違いを中心に、生活費や留学生向けの選び方のポイントまで解説します!
実際に
ワシントン州のコミカレを卒業し、ユニバーシティへの編入を考えている僕の経験
も交えながら、リアルな情報をお届けします!
ユニバーシティとコミュニティカレッジの基本的な違い
まずは両者の違いについてお伝えします。
学位の違い
- ユニバーシティ:通常は4年制で「Bachelor’s degree(学士号)」を取得する
- コミュニティカレッジ:2年制で主に「Associate’s degree(準学士号)」を取得する。多くの学生はここからユニバーシティに編入します(いわゆる「2+2制度」)。
入学条件の違い
ユニバーシティは
- 高校生卒業時点での高い学習成績と高い英語力
- 課外活動の経験
- エッセイ
などさまざまな要素が必要になるのと比べて、コミュニティカレッジは入学のハードルが比較的低く、英語力や成績の条件が緩めです。
そのため、日本人留学生のあなたにとって
最初はコミカレからスタートしてその後大学に編入する
というルートは非常に現実的な選択肢です。
学費の違いを徹底比較
実際にどれくらい学費に差があるのかを見ていきましょう。
種類 | 学費(年間) | 詳細 |
コミュニティカレッジ | 約$8,000〜$12,000 | 週によって異なる |
州立ユニバーシティ | 約$20,000〜$30,000 | 州内と州外で大きく差がある |
私立ユニバーシティ | 約$35,000〜 | 上位校は$70,000超えも |
*上記は留学生向けの学費目安です(2025年時点)
僕の場合はワシントン州のOlympic Collegeというところに通っていたので、1年間で約$15,000の学費でした。
仮に州立のワシントン大学(通称UW)に編入する場合、留学生として年間約$40,000の学費が必要になります。
生活費を含めたトータルコスト
アメリカの生活費(家賃・食費・保険など)もそれなりに高いです。
地域によりますが、年間$15,000〜$20,000程度は見ておきましょう。
つまり
- コミカレ費用:年間$25,000前後
- ユニバーシティ費用:年間$40,000〜$60,000超え
というのがざっくりしたトータルコストの比較になります。
留学生にとってのコスパはどっちがいい?
学費だけでなく、将来のキャリアや滞在期間、奨学金なども考慮すると、どちらが「コスパが良い」といえるのでしょうか。
奨学金制度の違い
僕の肌感ではユニバーシティの方が留学生向けの奨学金制度が充実しているところが多いと思います。。
ただし、アメリカの現地学生と全世界からの留学生を相手にしなければいけないため競争率は高いです。
しかし学校によってコミュニティカレッジで一定の成績を残せば必ずもらえるような成績重視の奨学金も多くあるので、成績が良い人ほどチャンスがたくさんあります。
逆にコミュニティカレッジは奨学金が少ない傾向にありますが、そもそもの学費が安いため、ある程度自費でも通いやすいのが特徴です。
ちなみに僕はコミカレから独自の奨学金を合計で$5,000獲得できたので、学校によっては少額ではあるものの奨学金を用意しているところもありますよ。
OPT(就労制度)との相性
アメリカでは留学生が卒業後に働ける「OPT(Optional Practical Training)」制度があります。
一般的に学士号取得者の方がOPTの期間が長く、より専門的な学位のため雇用機会も多いです。
なので「最終的にはユニバーシティ卒業」を目指す前提でコミカレを選ぶのが賢い選択です。
僕が実際に費用を抑えた方法
僕はワシントン州のコミュニティカレッジに通い、約2年間で学費合計は約26,000ドルでした。
学費を比較的安く抑えられた理由として、
- ワシントン州の中でも郊外の学校に通っていた
- 学校からの奨学金を$5,000獲得できた
ということが挙げられます。
シアトルに限ったことではないのですが、都市部の学校よりは郊外の方が学費が安いし家賃・物価も安価なことが多いので、少しでも費用を抑えたい人は田舎よりの学校に通うことをおすすめします!
生活費に関しては、
- 極力自炊するように心がける
- 学生寮やホームステイなどの値段が低い滞在方法を選ぶ
などをすることで抑えることができました。
正直、留学でどれくらい費用を少なくできるかは
現地に行く前よりも着いてからの積極的な情報収集
にかかっていると実感しています。
日本にいるときに得られる情報なんて限られているので、留学している先輩からその学校や地域についての情報を聞いたりすると、自分が思うよりも何倍も節約することができますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、シアトルのコミカレに留学していた僕が
『コミカレとユニバーシティの学費の違いとは?アメリカ留学を安くする方法も紹介!』
について解説してきました。
アメリカの大学留学にかかるコストは大きな負担ですが、戦略的に進めれば学費は大きく節約できます。
もしあなたが「アメリカに大学留学したいけど費用が高すぎる…」と思っているなら、最初はコミュニティカレッジからのスタートを考えてみてくださいね!
OPTについての記事はこちらをご覧ください
コメント