
留学中に現地で車の免許をとったほうがいいってよく聞くけど、実際どうなの?できるかぎり自由で充実したアメリカ留学にしたい!メリットやデメリットをわかりやすく解説してほしい!
この記事ではこんなお悩みについてくわしく解説します!
この記事でわかること
アメリカ留学経験者が語る『現地で運転免許をとるメリット・デメリット』

アメリカに3年も留学していた経験があるKJが、免許についてみんなが不安になることをわかりやすく教えていくよ。
はじめて留学する人にとって、現地での移動手段はすごく重要ですよね。
行く予定の学校を調べてみたら、近くのスーパーまで歩いて30分以上!?さすがに毎回歩いていくのはちょっと…。現地でできた友達にお願いするのもやっぱり気が引けるし…。
その気持ち、めちゃめちゃわかります。
実際に僕が留学していたのは大都市から車で2時間の小さなまちだったので、お店に行くにも公共交通機関がないと結構不便でした。
今回はそんな僕だからこそわかる、アメリカ免許のあれこれについて教えていきます。
それでは、早速ご紹介していきます!
アメリカ留学における免許取得の必要性とは?

アメリカはものすごく広大です。
さっきも言いましたが、自分の住んでるところから徒歩30分圏内は全部民家しかない、なんてこともざらにあります。
日本だったらどこにいても、10分くらい歩けばコンビニまで行けたりしますよね。
でも、アメリカは違います。あの国は、ほぼ大半の人々が車を持っている、世界トップレベルの車社会です。
例えば、僕が今まで行ったことがあるシアトルやロサンゼルスでは、普通のアメリカ人は一人一台車を持っているほどでした。
留学に行く前は、「まあなんとかなるでしょ」とか「どっかに行きたいときは誰かに連れて行ってもらえばいいや」って思っていても、実際行くとすぐわかります。
やっぱりしんどい…と。
そこですぐ大抵の人は「アメリカって本当に車がないとだめかもな…」という考えになるのです。
免許取得におけるメリット
では、実際に車を運転できるようになったらどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は7つ解説していきます。
- ①移動の自由が広がる
- ②身分証明書として使える
- ③生活費を節約できる
- ④日本の免許に切り替えができる
- ⑤免許取得の難易度が低い(日本より簡単)
- ⑥留学の経験値が上がる
1つずつ見ていきます!
①移動の自由が広がる

僕の経験上、免許をとる上でこれがいちばん大きな良さだと思います。
みなさんもこれはイメージしやすいのではないでしょうか。
アメリカは都市部を除いてバスなどの公共交通機関があまり発達していない地域が多いので、車がないと生活が不便なことが多いです。

特にカリフォルニア、テキサス、フロリダなどの大きな州では車がないと移動が大変だよ。
アメリカではUberやLyftを使う人も多くいますが、毎回使うとかなりの出費になってしまいます。
その点、免許があれば低コストでいつでも、どこにでも行けるようになります!
②身分証明書として使える
アメリカでは日本と同様、お酒を買うときやホテルなどの公共施設を利用するときにIDの提示を求められることがあります。
そのときに毎回パスポートを見せる人が多いと思いますが、僕的にはあまりおすすめしません。
なぜなら、外出時にパスポートを持ち歩くのは、盗まれるリスクがあったり、大きかったりして持ち運ぶのが大変だったりするからです。
でも、それも運転免許があれば心配なくなります。
③生活費を節約できる

車を運転できると、先述のUberやタクシーの利用頻度を減らすことができます。
さらに、長距離の移動や郊外の買い物も自分でできるので、生活費を抑えられます。
好きな時に行きたい場所に行けるということは、精神的なストレスを大幅に軽くしてくれます。
友達と車をシェアすることもできるので、ガソリン代の分担もできます。
スーパーで買い物をするときも、食品をまとめ買いできるので食費を抑えることも可能!
④日本の免許に切り替えができる
日本に帰ってきた後も運転したいと思う人は多いですよね。
仮に日本の免許を持っていなかったとしても、アメリカの免許は少ない条件さえクリアすれば切り替えることができるんです!
僕も今まで何人かこの方法で帰国後も日本で運転する人を見てきました。

KJも実際に免許切り替えしたけど、めっちゃ楽だったよ!
⑤免許取得の難易度が低い(日本より簡単)
アメリカの免許は世界の中でも簡単に取れることで有名。
実際に必要なのは、Knowledge Testと呼ばれる筆記試験と、Road Testと呼ばれる実技試験です。
どうやって練習するの?と思う人もいるかもしれませんが、一般的なアメリカの大学生は親の車を借りてやったりします。
日本だったら教習所で何時間もかけて勉強したり、実技試験を受けるまですごい時間をかけてやるかもしれませんが、アメリカでは不要です!
留学生の中には、「アメリカで免許をとるために日本でとらなかった」という人も多いですよ。
⑥留学の経験値が上がる

アメリカで免許を取得することは、留学中の貴重な経験の一つになります。なぜなら、英語で手続きを行うことで、実践的な英語力が身につくからです。
普通に考えれば、海外で何かで最初っから全部自分で英語で手続きができるなんて、ものすごいことだと思いませんか?
海外で何かひとつ達成しただけで、自己肯定感上がるし、家族や友達にも自慢できるようになりますよ。
免許取得におけるデメリット
じゃあ、メリットはわかったけど、デメリットはあるの?
ここからは逆にアメリカで免許をとる際に考えられるデメリットについて紹介していきます。
- ①州によって取得条件が異なる
- ②アメリカならではの運転ルールを覚えなければいけない
- ③運転しないなら不要
①州によって取得条件が異なる
アメリカでは州ごとに免許のルールが異なるので、どこで取得するかによって手続きが変わります。
例えば、カリフォルニア州ではSSNなしでも免許は取れますが、テキサス州ではSSNが必要な場合があるらしいです。
あと僕は持っていないですが、ハワイ州やニューヨーク州では国際免許があれば条件付きで運転できるみたいです。
このような細かい条件はそれぞれの州のDMVサイトでチェックできるので、見てみてください。
②アメリカならではの運転ルールを覚えなければいけない

アメリカだけの運転ルールには何があるでしょうか。例えば、「走行は右車線」とか「赤信号でも右折できる」とかです。
最初は覚えることは大変かもしれませんが、これも感覚とかの問題なので実際に運転することで慣れてきます。
ですので、これに関してはあまり心配しなくても大丈夫です。
③運転しないなら不要
ここまで、「免許をとるのはいいことだよ!」と話してきましたが、そもそも免許をとったところで運転しないんだったらあまり意味ないですよね。
ID替わりにはなるとはいったものの、車の運転以外で日常的に使う場面って意外と少ないかもしれません。
なので、もし
「アメリカの都会(ニューヨークのマンハッタンとか)に留学予定で、バスとか地下鉄がちゃんと通っているようなところだから、運転する必要がない」
でなおかつ「20歳以下の人」とかだったら無理に取る必要はないと思います。
練習やDMVでの手続きなどで多少のお金がかかるのは事実なので、それを他のために使った方がいいですよ。
まとめ:免許を賢くとって留学生活をもっと充実させよう!

この記事では、アメリカに3年間留学していた私が
『アメリカ留学中に運転免許をとる際のメリットとデメリット』について解説してきました。
改めて、免許をとるメリット・デメリット9つを見てみましょう!
メリット
- ①移動の自由が広がる
- ②身分証明書として使える
- ③生活費を節約できる
- ④日本の免許に切り替えができる
- ⑤免許取得の難易度が低い(日本より簡単)
- ⑥留学の経験値が上がる
デメリット
- ①州によって取得条件が異なる
- ②アメリカならではの運転ルールを覚えなければいけない
- ③運転しないなら不要
アメリカで免許を一から取るのはそんなに難しいことではありません。
私が準備期間一ヶ月ぐらいでとれたのが何よりの証拠です。
早いに越したことはありません!みなさんもアメリカ留学中に賢く免許をとって、時間とお金を節約しながらワンランク上の海外生活を送りましょう!
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