みなさんこんにちは、KJです。
今回はシアトルで1年間OPTを経験した僕が教える、
『【OPT】アメリカで仕事をするって実際どんな感じ?働き方のリアルを紹介!』
というテーマで話していきたいと思います。
アメリカでの留学生活の集大成とも言える「OPT(Optional Practical Training)」。
学生ビザで学んだ専攻を活かして最長12ヶ月間アメリカで働ける制度です。
僕はシアトルにあるMLBチーム、マリナーズの球場内にあるグッズショップで働きました。
このOPTの経験を通じて、アメリカならではの職場文化や価値観、日本との違いにたくさん気付かされました。
この記事では、私が実際に働いて感じた「アメリカ職場文化のリアル」をお伝えします!
フラットな人間関係が基本
アメリカの職場では、年齢や役職による「上下関係」を感じることはあまりないです。
マネージャーや上司とも、あだ名やファーストネームで呼び合い、気軽に冗談を言い合う文化がありました。
最初は「こんなにカジュアルでいいの!?」と驚きましたが、慣れると逆に居心地の良さを感じるようになりました。
もちろん互いへのリスペクトは大事です。
ですが、日本のような「堅苦しい上下関係」はそこまで重視されていない印象でした。
個人の意見をはっきり伝えるのが当たり前
アメリカでは「自分の意見を持つこと」や「それを言葉にして伝えること」が重宝されます。
例えば、仕事での不満や改善点があればアルバイトでも意見を求められますし、納得できないことがあればこちんと伝える姿勢が求められます。
僕も最初は遠慮しがちでしたが、向こうは逆にこちらから言わないとわかりませんし、いつまでも動いてくれません。
周りの同僚たちが積極的に自分の意見を出し合っているのを見て、自分も勇気を出して提案できるようになりました。
プライベートを大切にする姿勢
僕が驚いたのは、
「仕事が終われば完全にオフ」
になるという切り替えの速さです。
勤務中は集中して仕事に取り組みますが、仕事が終わるとみんなそそくさと準備をして帰ってしまいます。
アメリカを含め欧米では、就業後は「仕事のことは考えない」「休むときはしっかり休む」というマインドが強く、彼らはワークライフバランスをすごく意識しています。
基本的に家族で休暇に行ったりする予定がある場合は仕事よりもそっちを優先するぐらいなので、仕事とプライベートを完全に分けるという考え方は日本より浸透しているイメージです。
感謝と承認の文化が根強い
アメリカでは「Thank you」や「Nice work!」といったポジティブな言葉を日常的にかけ合う文化があります。
たとえば忙しい1日を乗り切った後に「Thank you for your help today!」と言った言葉をかけられるだけでやってよかったと思えますし、モチベーションも上がりました!
日本だと「頑張って仕事をするのが当たり前」な環境もありますが、
アメリカでは皆さん「あなたの貴重な時間を仕事に費やしてくれてありがとう」という気持ちが強いのでやればやった分だけ上司からは感謝してくれます。
自己主張と責任のバランスが求められる
アメリカでは「自分の仕事は自分で責任を持つ」「わからないことは自分から聞きに行く」という姿勢が当然のように求められます。
「指示を待って動く」という日本的な感覚では仕事をするのが困難な場面がたくさんありました。
日本人だと仕事中に疑問点を人に聞くことはためらってしまう人も多いですよね。
でもアメリカでは、逆に質問すればみんなちゃんと優しく教えてくれるし、逆にそのままにしておくと後から「なんで聞かなかったの?」と言われることの方が多いです。
アメリカでは自分の成し遂げたことはちゃんと評価されるような公平な仕組みがあるので、やりがいを感じやすかったのも事実です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、シアトルで1年間OPTをしていた僕が
『【OPT】アメリカで仕事をするって実際どんな感じ?働き方のリアルを紹介!』
というタイトルで解説してきました。
OPTでの就労経験は、単なる「バイト」ではありませんでした。
異文化の中で働くことで、自分の強さや弱さに気づき、「海外でもやっていける」という自信がつきました。
もちろん最初は戸惑いや不安もありました。
でも、実際に一歩踏み出してみると、得られる経験は想像以上に大きかったです。
これからOPTに挑戦する予定の方がいれば、ぜひ「アメリカならではの職場文化」にも注目してみてください!
それがきっとあなたの今後のキャリアに活きてくるはずです。
OPTについての記事はこちら
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