
アメリカ大学留学中にOPTをやったほうがいいってよく聞くけど、実際どうなの?そもそもOPTって何?だれか経験談教えて!
この記事ではこんなお悩みについて僕自身の経験談を交えて解説します!
この記事でわかること
1年間のOPTインターン経験者が語る『アメリカ大学留学をしている人こそOPTをすべき5つの理由』

アメリカのシアトルで1年間のPost Completion OPTをしてきたKJが、OPTをやったほうがいい理由をわかりやすく教えていくよ。
アメリカの大学に留学している人なら一度は必ず耳にするであろう、OPT。
どういうものかはわかっていても、周りで実際に大学卒業後にやっている人は少ないという事実はありますよね。
そんな中で、「自分は卒業後にOPTをやった方がいいのかな?」と悩んでいる人は多いのではないかと思います。
今回はそんな方々へ向けて、OPT経験者である私が思う、
アメリカ大学留学をしているならぜひやった方がいいOPT!について経験談を交えて話していきます。
これを読めば、「自分もOPTに挑戦してみよう!!」と思えるような内容なので、ぜひ最後までご覧ください!
そもそもOPTとは?
冒頭で何回もOPTと言ってきましたが、まずそもそもOPTって何なのかを簡単に説明すると、
OPTとは「大学のプログラム受講中、あるいはプログラム修了後に、オフキャンパスで仕事ができる制度」のことです。
その中でも在学中に行うOPTは「Pre-Completion OPT」、卒業後に行うOPTは「Post-Completion OPT」と呼ばれています。
前者の場合は、学期中はパートタイムで週20時間まで、学期休みはフルタイムで働くことができます。
後者の場合は、卒業後1年間の間フルタイムで週21時間以上を条件として働くことができます。
この期間中は、無給でも有給でもどちらでもいいとされています。
ひとつ重要なことは、OPTは自分の大学での専攻分野に関係がある仕事でなければいけないということです。
例えば、あなたがコンピュータサイエンス専攻だったらIT系の仕事、医学専攻だったら病院などでの仕事、というような感じです。
ちなみに僕はビジネス専攻だったので、ビジネス関係の仕事をしていました(ただしビジネスはかなり幅が広いので基本的にはどんな仕事でもOKでした)。
OPTの説明はここら辺にして、さっそくメリットを教えていきます!
OPTをするメリット①お金が稼げる

いきなりお金の話かよ!って思った方、ごめんなさい…。
でもいちばん重要だけど意外とこれを語っている人は少ないのではっきり言います。
結論、OPTはめちゃめちゃ稼げます。
なんなら貯金だってできちゃいます。
数年前くらいから出稼ぎ目的でオーストラリアやカナダなどの国でワーホリが流行ってますよね。
ぶっちゃけた話、OPTはワーホリに匹敵するくらい稼げます。
なぜか。
それは、アメリカでは円安と物価上昇にともなって最低賃金が上がり続けているからです。
仮に週40時間のフルタイムで働ける職場を見つけたとします。
もしそこが時給制の職場で、時給$16.66(2025年2月のワシントン州の最低賃金)だったとしても、そこで1年間働くと
$16.66 × 40時間 × 4週間 × 12ヶ月 = $31987.2
1ドル150円だとすると、収入は1年間で4,798,080円にものぼります。

ここまでではありませんが、実際に僕も1年で数百万は稼ぐことができました。
これはあくまでも色々とうまくいった場合の例ですが、要は実際これくらいは稼げるということです。
ここから生活していくために必要なお金を差し引いたとしても、数百万くらいは貯金できます。
アメリカ留学だけでなく海外留学全般において、学費や滞在費の高騰はかなり深刻な問題ですよね。
でもOPTは、そんな金銭的な問題を解決しうるほどの利点もあるということです。
本来はお金を稼ぐということが目的ではないOPTですが、このような側面も実情としてあります。
OPTをするメリット②海外での就職に役立つ

海外では企業の採用条件のひとつとして、
「一定期間その国だったり職種においての実務経験があること」
が要求されることがしばしばあります。
OPTはインターンシップにあたるので、自分の職歴の一部としてレジュメに書くことができます。
特に「将来海外で仕事をしたい!」なんて思っている人にとってはOPTはかなり強みになると思います。
もし日本に帰国して働きたいと思っているひとでも、企業側からしたら
「英語を使った職場でバリバリ働ける」ことや「外国人の労働者とも円滑なコミュニケーションがとれる」
ということで重宝される可能性が高まりますね。
OPTをするメリット③アメリカの職場を体験することができる

外国に住んでいる人にとって、アメリカで働くことができる機会は多くはありません。
そのため、OPTはアメリカで合法的に働ける貴重なチャンスであり、留学生だけがもつ特権ともいえます。
ぼくの経験上、アメリカの人々は仕事に対する向き合い方がしっかりしていて、仕事とプライベートをはっきりと分けるという特徴があります。そのため、パートタイムであってもフルタイムであっても定時で帰る人がほとんどです。
要するに、いかに効率よく仕事するかを考え抜いている人が多いです。
また、これもアメリカの国民性でもあるかなと思うのですが、
自分とは異なる文化や価値観を持っている人や、育ってきたバックグラウンドがそれぞれ違うので、
他人のことを認め合うという考え方を持っている人が大半だったように感じました。
そのような環境で働くと自然と異文化理解にもつながったりするので、将来グローバルな環境で働くための適応力をつけることもできます。
OPTをするメリット④大学卒業後も合法的にアメリカに滞在できる

アメリカってLAとかニューヨークとか結構観光で行ってもすごく楽しくて華やかなイメージがありますよね。
そういう大都市とかって留学中にプライベートで行ったりする人は多いと思います。
でも留学期間って限られていますよね。
僕も含めてですが、多くの人は留学が終わった後も「アメリカの楽しさにハマってしまって日本に帰りたくない!」っていう人は結構いると思います。
そこでこのOPTをやることによってもう1年合法的にアメリカに滞在して働きながら、
留学中に行けなかったとこに行ったり、やりたかったことが可能になります!
そして働くことでお金も稼げるようになるので貯金もできるようになる。
OPTをやることでもっとアメリカを楽しみ尽くせて、
留学だけでは味わい切れないところまで堪能できるというところが個人的にものすごく大きいです。
OPTをするメリット⑤運が良ければ就労ビザが手に入れられる

アメリカで就職したいとか働きたいって考えてる人って、実際どうやってはたらけるのかわからない人が多いと思います。
そう言った場合に、ネットとかで色々調べていく中で、
アメリカって働くためのビザを取得するのがすごく難しいっていうことに気づくと思います。
しかも、働くためのビザっていろいろありますが、他の国々と比較しても難易度はかなり高い。
アメリカの就労ビザは貴重になります。
OPTをすることは、どこかで雇い主に雇ってもらって仕事をするということ。
もしそこの職場で結果が残せたりして、雇用してもらってる企業とかお店の中で貴重なポジションになると、雇用主にとっても手放したくない存在になる。
そこで、もっとアメリカに長く住んで働いてほしいって言われる場合があります。
でもこれは運に左右されるところが大きいですが、もしも良い職場と良い雇い主に出会えれば可能になることではありますよ。
まとめ:OPTを活用して可能性を広げよう!
この記事では、アメリカでOPTを1年間やっていた私が、
『アメリカ大学留学をしている人こそOPTをすべき5つの理由』について解説してきました。
改めて、OPTをすべき理由を見てみましょう!
- お金が稼げる
- 海外での就職に役立つ
- アメリカの職場を体験することができる
- 大学卒業後も合法的にアメリカに滞在できる
- 運が良ければ就労ビザが手に入れられる
OPTは正直メリットしかありません!
もしOPTをやろうかどうか迷っていても、やった後には必ず達成感と学びが残ります。
やらなければもったいない!
みなさんもぜひこの貴重な機会を将来につながる土台にしてみませんか?
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